イカリソウ

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十字咲覆輪実生

2006.04.28 Friday | 実生イカリソウ

十字咲覆輪実生
紅孔雀」を母親に持つ交配です。
まだ株が若いのでかなりコンパクトで背丈は10センチほどですが、株に不釣合いな大き目の十字咲の花を咲かせています。

十字咲覆輪実生
花のクローズアップ。なんと覆輪花です。
今年の実生の中でQ兵衛がもっとも気に入った花になりました。

実生初花は(エントリーしていないものも5つほどあるのですが)これで今年最後になるのですが、最後に続けてこんなに面白いお花ができてビックリです。
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濃紅小輪実生

2006.04.28 Friday | 実生イカリソウ

濃紅小輪実生
丹頂」を母親に持つ交配ですが、またしても花粉親はわかりません。
葉をともなって咲く姿ですらりとした風情です。花色がかなり濃いです。
夕映」に匹敵する濃い色です。

濃紅小輪実生
この花のもうひとつステキなところは内ガク片を外側から見ると芯が十字に抜けているところです。

濃紅小輪実生
花のクローズアップ。

今年の実生初花の中では、つぶらがもっとも気に入った花になりました。
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「リラフィー」

2006.04.28 Friday | 距が長く落葉するイカリソウ

リラフィー
「リラフィー」'Lilafee' です。
海外で選抜された品種と思われます。

葉よりも花が高く咲きあがり、多花性です。花の色は写真の色味よりも少し黒っぽくくすんでいて、落ち着いた風合いがあります。

リラフィー
花のクローズアップ。
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バイカイカリソウの葉について

2006.04.25 Tuesday | 分類

玉姫
画像は「玉姫」という銘の、バイカイカリソウ系のイカリソウです。

この花の画像をご覧になって、距がないことから「バイカイカリソウ」そのものと思われる方も多いことと思います。
ところが、この「玉姫」は、確かにバイカイカリソウの血筋ではあるのですが、バイカイカリソウそのものではありません。

バイカイカリソウ Epimedium difhyllum は非常に特徴あるイカリソウの仲間です。
その特徴としては、
1:花色に白しかないこと。
2:花に距がないこと。
3:葉が1〜2回2出すること。
4:葉に鋸歯がないこと。
などがあります。

ところで、バイカイカリソウの自生の分布域には、トキワイカリソウ Epimedium sempervirens や、イカリソウ Epimedium grandiflorum var.thunbergianum の分布域と重なる地域があります。中国地方や四国・九州などです。
もともとイカリソウ属の植物は種間雑種ができやすいので、これらの地域のイカリソウ類は自然交雑しています。
交雑したものの中には、距が長く花色の濃い、イカリソウ(狭義)に姿の近いものもあれば、距が短い、花だけ見ればバイカイカリソウとしか思えないものもあります。
上の「玉姫」もそうしたイカリソウ(広義)の品種です。
そういう意味で、「バイカイカリソウ系」という言葉をこのブログでは使わせていただいています。

バイカイカリソウと、「バイカイカリソウ系」のイカリソウとは厳然と区別されるべきですが、山野草の流通やウェブ上では大変混乱しているようです。
ウェブサイトによっては、花がピンク色のものや、短い距のあるものまでを「バイカイカリソウ」と呼んで、あまつさえ学名を表記してあるところもあります。

この記事では、そうした混乱を整理するために、バイカイカリソウの葉の出かたを画像を使ってご紹介したいと思います。



◇「2出(にしゅつ)」について。

イカリソウの葉というものは複葉になることが多いのですが、バイカイカリソウを除くイカリソウ属の種はみな、奇数の複葉を持ちます。

ところが、バイカイカリソウは2枚か4枚の小葉を持つ複葉を持ちます。
これはとても珍しい、面白い特徴です。

下に画像をあげてみます。
1回2出

根元から出てきた葉柄が二又に分かれ、その先に小葉が一枚ずつついています。
この「二又に分かれる」ことを2出と呼びます。

1回2出
別の個体の葉の写真です。この個体は斑入りのバイカイカリソウですが、これも葉が「2出」しています。

◇「1回(2回)2出」について。

2回2出
この画像では、根元からきた茎が二又に別れ、その先がまた二又に分かれて、それぞれに小葉が一枚ずつつき、合計4枚の小葉から一枚の葉が成り立っています。
この場合は「2出」して「2出」しているので、2回2出していると言います。

これに対し、上の場合は「1回2出」と呼ぶわけです。

バイカイカリソウは上三枚の画像のような葉の出かたのみです。

◇「2出して3出」について。

次に、以下のような葉の画像を見てください。
2出して3出
よくご覧になるとお気づきだと思いますが、この葉は最初根元から出てきて二又に分かれていますが、その後三又に分かれて小葉が全部で6枚ついています。
最初の二又にはバイカイカリソウの形質が見てとれますが、次の三又はバイカイカリソウ以外の形質です。
この葉は交雑種(バイカイカリソウ系)なのです。

多くのバイカイカリソウ系のイカリソウはこういう葉の出かたをします。
中には1〜2回2出の葉を持つものもありますが、葉をいくつか見てみると必ずこうした葉が混ざっているものです。
この葉の出かたを2出して3出するといいます。



バイカイカリソウと、交雑種を区別するときに、花の形や色は花期にしか見られませんし、葉の鋸歯については交雑種でも鋸歯のほとんどないものもあるので、この葉の出かたを見極めることがとても重要になります。

ちなみに、比較のために狭義のイカリソウの葉の写真を以下にあげておきます。

イカリソウの葉
新葉の様子です。
「2回3出(三又に分かれて、また三又に分かれ、合計9枚の小葉がつく)」です。

イカリソウの葉
葉には鋸歯が目立ちます。
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紅筋白花の実生

2006.04.24 Monday | 実生イカリソウ

紅筋の実生
花弁の下側に紅色の筋の入る実生の花です。
こういうタイプは家にはないですし、流通してもいませんので、面白いお花になったと喜んでいます。

紅筋の実生
花のクローズアップ。
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白花多花性の実生

2006.04.24 Monday | 実生イカリソウ

多花性の実生
とても花つきのよい白花の実生です。
花一つ一つは小ぶりなのですが、初花なのにひとつの花茎に10個近くの花がついたので大変にぎやかです。

多花性の実生
花のクローズアップ。
この花も今日他所にもらわれていきました。
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距の丸い白花の実生

2006.04.24 Monday | 実生イカリソウ

丸い距の実生
今年の初花です。
花の舷部は大きいのですが、距が短めで丸まっているのでユーモラスな印象です。

丸い距の実生
花のクローズアップ。
この花は今日、他所にもらわれていきました。元気に育ってくれますように。
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「ほほえみ」

2006.04.24 Monday | 距が長く落葉するイカリソウ

ほほえみ
「ほほえみ」の銘のついていたイカリソウです。
先日、奈良春日大社神苑で購入しました。

大きめの花です。花色は紫の色味が強いです。草姿は端正です。

ほほえみ
花のクローズアップ。
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エピメディウム・プラティペタルム

2006.04.22 Saturday | 外国産イカリソウの原種と品種

プラティペタルム
エピメディウム・プラティペタルム E.platypetalum です。
草丈は低く、20センチ前後です。花茎に葉がつきます。根生葉は3ないし5小葉です。

プラティペタルム
中国産の「カンパニュラ型」に咲く他の種との違いのわかる点として、小葉が丸い卵型をしている点が上げられます。

プラティペタルム
花は直径1センチほどの大きさで山吹色です。距はありません。ボロニアのようなよい香りがあります。種小名の「platypetalum」は「花弁の幅が広い」という意味です。

プラティペタルム
ひとつの花茎に花は6〜14個ほどつきます。

プラティペタルム
中国四川省原産です。
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「虹」

2006.04.15 Saturday | 距が長く落葉するイカリソウ

虹
イカリソウの品種「虹」です。
大変背が低く(花期で草丈10センチほど)花も小さいので、交雑種とも思われますが、葉は1〜2回3出で、葉の形にもバイカイカリソウを思わせるものはありません。

虹
白地に薄い紅の縞の入る花です。

まだ株が小さいので充実すると姿が変わるかもしれません。
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