イカリソウ

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イカリソウのタネまき

2013.05.30 Thursday | 栽培

イカリソウの種子のはじける季節です。
我が家のイカリソウのタネまきの仕方をご紹介します。

1)苗床作り
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必要なもの。
6cmのポリポット
底網
用土大(我が家で作っている混合用土。粒の大きさ8mm前後で日光砂・焼赤玉・ゼオライト・ベラボンの混合)
用土小(粒の大きさ4mm前後で用土大と同じ)
ベラボンSサイズ

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底網を敷いたポリポットに用土大を1.5cm、小を1.5cmの深さで入れ、ベラボンで用土小の上を覆います(ベラボンを入れるのはタネが沈まないようにするため)。
苗床は必ずしっかり湿らせておきます。最初はベラボンが水をはじくので気をつけて。

この苗床に種子を8個くらいまで蒔くことができます。
種子の採取の数から必要数のポットを用意しておきます。

2)タネの採取

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こういう風になっているものがベストの種子の採りごろですが、四六時中見張っているわけにはいきませんので、お茶袋や細かいネットなどをかぶせておいてもよいでしょう。
また、朔(に草かんむり)果がはじける前でも、指でつまんで軸から朔果がかんたんに外れる場合はもう採取しても大丈夫です。

3)まき方

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はじけた朔果を苗床の上に置きます。白い付着物はエライオソーム(種枕)で、これがおいしいらしく、朔果がはじけて種子が飛散するとアリんこたちが持っていってしまいます。

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はじけていない朔果も苗床の上に置いておけば1〜2日ではじけます。

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覆土はせずに数日乾燥させないようにおいておきます。

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しばらくすると緑色だった種子が茶色に変わります。こうなってから覆土します。

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細かい土をかぶせて乾燥させないように棚下などで来春まで管理します。

3月の初めごろになれば(奈良にて)発芽が始まります。
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ピンク・エルフ

2013.04.27 Saturday | イカリソウの交雑種

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「ピンク・エルフ 'Pink Elf'」です。
ピンク・エルフは、アンバー・クイーンと同じく、英国のRobin Whiteによって作出された品種で、レプトリズム E. leptorrhizumプベスケンス E. pubescens の交配によるものだそうです。

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直径1cmほどの小さな花がたくさんついた花茎がいくつもあがり星のように咲く様はプベスケンスから作られた交配種の特徴と言えます。

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舷部の花色の濃さはプベスケンス譲り、ピンクの花色はレプトリズム譲りです。

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内がく片の様子。

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小葉はこぶりで細長く鋸歯があり2回3出になります。
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アンバー・クイーン

2013.04.26 Friday | イカリソウの交雑種

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「アンバー・クイーン 'Amber Queen'」です。
アンバー・クイーンは、英国の育種家Robin Whiteによりエピメディウム・フラバム E.flavum とウーシャネンセ・キャラメル E.wushanense 'Caramel' の交配から作出された品種です。

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鉢植えの子株だと草丈25cmほどですが充実株や地植えなどではもっと大きくなるようです。
葉は3出で長めの小葉に鋸歯が目立ち、新葉にはきれいな斑模様が目立ちます。

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ふっくらした舷部と鮮黄色はフラバムから、舷部のオレンジ色のグラデーションはウーシャネンセ・キャラメルから譲り受けているようです。

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内がく片の様子。
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2012年の実生イカリソウ6

2012.05.26 Saturday | 実生イカリソウ

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「かぐや姫(「群雀」とも)」を♀親に持つ実生イカリソウです。

「かぐや姫」に似た模様入りの、しかし幅が広めでふくよかな小葉を持ちます。

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花弁はくすんだ赤、距の先端に黄色が乗り、内ガク片はかすり模様のピンクです。花の大きさはアクミナツム同等です。
花粉が噴いていないようなので不稔性なのかもしれません。

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咲き始めの様子。

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内ガク片の様子。

我が家ではこの花を仮に「玉の枝」と呼ぶことにしました。
かぐや姫が求めた秘宝の「蓬莱の玉の枝」よりとりました。
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釜無

2012.05.24 Thursday | 距が長く落葉するイカリソウ

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「釜無」という名前で購入したイカリソウです。
花の色は真紅と言っていい大変鮮やかな赤です。

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花のクローズアップ。

私どものところには現在まだ「光琳」という濃紅で有名なイカリソウがないのですが、その花に大変似ているように思います。

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内ガク片の様子。
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「ぶろん」

2012.05.16 Wednesday | 日誌

実生のイカリソウの初花なのですが、こういったものも咲きました。

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くすんだ白の小さな花です。親は不明です。

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花のクローズアップ。

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草丈は花穂があがっても10センチくらいです。

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私の指と比較したところ(白魚のようなことはないですが私の指はそんなに非常識なほど太くはないです)。

虫の気ままな受粉にまかせて実生をしているのでどんなものができるかわからないおもしろさもあるのですが、本当に救いようもないほど見どころない花になってしまうこともあります。
で、そういうお花のことを我が家では「ぶろん」と呼んでいます。
星新一のショートショートにある、「メロンのような大きい実がブドウのように房なりになる新種を作ろうとして、ブドウのように小さい実がメロンのようにひとつきりしかならない新種になった」というアレです。
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緋竜

2012.05.14 Monday | 距が長く落葉するイカリソウ

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イカリソウ「緋竜」です。
入手したのが2004年らしいのですが、庭の中でもあまりよい場所に置いていなかったせいかまともな開花を見たのは今年初めてかもしれません。

株の大きさに比べて花のつき方が少ないです。今後もっと置き場や施肥に気を使うといいのかもしれません。

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大変濃い赤紫の花を咲かせました。我が家の中では濃さでいうと「紫晃」に次ぐ色のように思います。

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内ガク片の様子。
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2012年の実生イカリソウ5

2012.05.11 Friday | 実生イカリソウ

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ダヴィディを♀親に持つ実生イカリソウです。

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花のクローズアップ。ダヴィディに似た花型です。

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内ガク片がフリル状になって淡く赤みがさします。
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2012年の実生イカリソウ4

2012.05.11 Friday | 実生イカリソウ

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交配親不明の実生イカリソウです。
姿かたちから片親はプベスケンスだろうと思われます。

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舷部の濃い色合いと、開花後落ちてしまいますが外ガク片の紅色がきれいな花です。
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2012年の実生イカリソウ3

2012.05.08 Tuesday | 実生イカリソウ

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親不明の実生イカリソウです。

葉は2回3出ですが小葉に鋸歯がなくバイカイカリソウの系統の入った個体であるのがわかります。

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株のサイズからすると花が大きめで映えます。舷部が大きく風情のある花です。

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内ガク片の様子。
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