とある方のブログに、ユリの花粉がネコに毒になる、という記事がありました。
さっそくググってみるとたくさんのページにヒットしたのですが、どれも基本的に書かれていることは同じです。
asahi.com(朝日新聞社):きれいなユリ 猫には猛毒 - 関西
ただ、最初に拝見したブログでは、この毒はイヌや人間の場合排出されるので問題がないとか。
私はこの毒がいったいどんな毒で、ネコの体にどんな作用を及ぼすのかが知りたかったのですが、それについてはなぜかはっきりしません。
たとえば、同じユリ科(最近の分類では違うのかな?)のネギ類に含まれる「硫化アリル」とか、チョコレートに含まれている「テオブロミン」とかのように、毒の名前とその毒がイヌ・ネコの生理にどういうふうに作用して健康を損ねるのかを私は知りたいのですが、それについて深く突っ込んだ記事などはなく、とにかく「ネコのいる家はユリを排除せよ」ということなのです。
ひとつ見つけたブログがありました。
愛犬の健康と介護 ユリは特に猫、犬にも大変危険です。
こちらのブログでは
ユリはコルヒチンやその他のアルカロイド類など植物毒を有しており、花、茎、葉、球根、すべての部分が犬や猫に対して危険です。
とあります。
ん〜?
私は知らなかったのですが、コルヒチンはユリ属の植物体に含まれるものなのでしょうか?
もしそうだとしたら人間にも非常に危ないです。百合根の白蒸しなんか絶対に食べたらいけません。
記事によってはヘメロカリスも同じ毒をもつとされているようなのですが、山菜のカンゾウの酢味噌和えも中華料理の金針菜(いわゆる百合の花)のスープも飲んではいけないです。
…
私は薬理学を勉強したわけでもないし獣医でもないですので、ある毒がユリにあり、それがネコだけに作用するということがありえないと考えているのではないのですが、この話題には不確実なものがかなり含まれているという気がします。
もしどなたか、ユリ属および
カンゾウキスゲ属がもつネコの健康を害する毒成分の名前とその作用機序をご存知なら、薬理学も獣医学も皆目わからない無知な私にもわかるように教えていただけたらと思います。
そうそう、大好きなササユリのために弁明。
一番危険だとあちこちで記されているテッポウユリ亜属にササユリを含めて記述していらっしゃる人がいますが、今の分類ではササユリはアルケリリオン節(亜属)でヤマユリにより近い種と考えられています。
それから私のために弁明。
ウチの庭にユリがたくさん咲いているのはネコ殺しが目的では断じてありません。そりゃフンガイにはフンガイですけれど。
〔追記〕
第6回 猫の飼い主さん注目 ! ユリ中毒
↑こういうページがあったのですが、
ユリ科の植物をできる限り家の中に持ち込まないようにし、家の外に生えているユリ科の植物にも気を配っておきましょう。
…とはいっても、ある植物がユリ科かそうでないかということを見極められる目というのはそんな簡単に身にはつかないんじゃないかと思うのですが。。
世の中には植物なんてまるで興味ないという人も少なくないですし。
〔追記2〕
そもそも、毒が何の成分かわからないのに、どうして、「人やイヌは排出する」とわかるのか、それがわからない…(悶々…)