紀州寒蘭紅花

寒蘭
紀州寒蘭紅花です。
「紀州寒蘭」というのは趣味家の間での分類で、和歌山産のカンラン Cymbidium kanran のことを指します。カンランの産地は他に高知・宮崎・鹿児島などが有名で、それぞれ「土佐寒蘭」「日向寒蘭」「薩摩寒蘭」などと系統付けて呼び習わされています。
寒蘭に限らず銘のある東洋蘭は、株分けによる増殖で普及しているのですが、寒蘭に関しては、無銘品にも商業的投機的価値があって、古くから山採りし尽くされ、現在では自生のものを見つけるのは困難とされています。
山採りでは、山を形が変わるほど掘って、土をふるいにかけて小さな根茎まで採り尽くしたという話まであります。あってはいけないことですが現在でもまだ、山採り株の取引は絶えないもののようです。

この株は15年ほど前に購入したものです。「那智山山採り」と札にありました。
言い訳になりますが、購入した当時は山採り品を購入することの罪をよく理解していませんでした。
長い間咲いていなかったのですが今年はとても力強い花芽を上げました。

寒蘭
紅の濃い花です。
花は大きめで差し渡しが8センチほどあります。

寒蘭
整った三角咲です。
東洋蘭 | comments (2) | trackbacks (0)

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コメント

コメントを長らく放置してしまい申し訳ありません。
コメントのお返事が大変苦痛な状態にありました。

私の家の植物は、植物を身近に置かれる方の中でもガーデナーの方々には珍奇な植物のように思われるものですが、園芸家(?)と呼ばれる方々には初心者向けの栽培の簡単なものしかなくて、どっちつかずの中途半端なものばかりです。
ギンバイソウもあまり扱っているところがありませんが栽培はレンゲショウマよりもずっと簡単なものなのですよ。

寒蘭の写真のバックは和室の砂壁です。
専用の撮影台のようなものがあるといいのですが…
つぶら | 2007/02/11 09:29 PM
つぶらさん、大変お久しぶりです。
自分のブログの管理に追われて、すっかりご無沙汰してしまいました。
先日はわたしのブログにコメントいただき、ほんとうにうれしかったです。
ありがとうございました。

久しぶりにおじゃまさせていただき、さかのぼって拝見していなかったところを見せていただきましたが、相変わらず玄人好みの珍しい植物が多く、興味深く拝見しました。
ギンバイソウって初めて見ました。
とてもきれいなお花ですね。
うつむいて咲くのは最近知ったレンゲショウマもそうですが、写真に写すのはむつかしいですね。

この寒蘭も、まるで日本画のようにとてもすてきです。
バックのオレンジ色のようなのは何かなと思いますが、渋い花色ととてもよく合ってますね。

(管理人註:このコメント投稿は「2006/11/02 10:21 AM」に受け付けたものですが、ブログツールserenebach2.09へのバージョンアップにともなうバグによりコメントを受け付けない仕様になってしまい、返信ができなくなってしまったので、このエントリーを新規投稿し、いただいたコメントをコピー&ペーストしたものです。)
みー | 2007/02/11 09:28 PM

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