
(2007/7/17撮影)
ユリの交配品種「ブラックビューティー」です。
手元にある「ゆりを楽しむ」(栃の葉書房)によると、カノコユリとキカノコユリの交配で作られ1957年に発表された品種だそうです。
分類上は「OTハイブリッド」となるようです。カノコユリがオリエンタルハイブリッドの原種、キカノコユリがトランペット・オーレリアンハイブリッドの原種であるからのようです。
以前、ガーデニング雑誌で、アメリカのお庭にこの花が咲いている写真を見て、どうしても欲しいと長年思ってきました。
ネットをするようになってからもユリの球根の出回るシーズンになるとこのユリを毎年探していました。
一昨年の秋、あるガーデニング雑誌関係のネット通販で球根の販売を見つけ、飛びついて購入しました。
でも昨シーズンは、つぼみはついたものの高温障害?でしおれてしまい、このまま球根がダメになったらどうしようと思っていましたが、今年無事に開花しました。

「ブラックビューティー」の横顔。美しいです。
草丈は、鉢植えのせいもあるかもしれませんが70センチほどと小ぶりです。
花もカノコユリサイズで、小さくもなく巨大輪というわけでもありません。

逆光で撮るといよいよ黒っぽいです。
もっとこのユリを植えたいと思って、安く購入できる通販を探しておいたのですが、雪割草の植え替えなどで手をとられている間にいつの間にか在庫切れになっていました。
失敗した!
…というくらい、このユリには惚れてしまいました。