2007.10.08 Monday 12:54
ボタンヅル

(2007/9/9撮影)
ボタンヅル Clematis apiifolia (キンポウゲ科)です。
これは、お山に行ったときにさし穂を20センチほどいただいてきて挿し木して育てました。
発根する力がとても強いようで、木質化するつるが垂れ下がり地面に着くとそこから根が出るほどです。
鉢植えにしていたものですが、行灯仕立ての支柱ではおさまりきれず、そばにあったキンモクセイの木に這い登り、そこで花を咲かせたのが4年ほど前だったでしょうか。けれど鉢植えのままではあんまりなので一旦つるを根ぎわで切って、鉢を割って根鉢を取り出し、鉢のおいてあったそばの花壇に植え込みました。
昨年にはすでにキンモクセイの樹冠をつるが覆っていたのですが、ハバチの仲間の幼虫(真っ黒いイモムシです)に葉から花芽から全部食われて咲きませんでした。
今年はハバチが発生した時に殺虫剤で駆除したのでどうにか開花にこぎつけました。

脚立に登って撮った写真。まだつぼみのほうが多いですが樹冠はすっかりボタンヅルに覆われています。

センニンソウのように白くなくてクリーム色、花もひとまわり小ぶりで、しかもかなり大きくならないと咲いてくれないのですが、やっぱりこうして咲いてくれるとうれしい。

ガク片(花びらのように見える部分)よりもしべの目立つクレマチスです。