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月曜日にマルツベーカリーで買ってきた「アンフライ」である。

食パンでこしあんをはさんで油で揚げてあるというなかなかのつわものである。

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見よ!この炭水化物と炭水化物と脂質のコラボレーション!






でも見かけほどしつこくなくて1こペロっと食べられました。
私はこれはかなりツボだなぁ。
また桜井に行くことがあったら買ってこよう。

昨日の「クシ?」エントリーを読み返してて気づいた。

いちょう形形切り

gotta!gotta!gotta!





「櫛は『苦死』に通じるから人にあげるものじゃない」と言ったと書いた。

もちろん、人にもらったものについてとやかく言うべきでないという常識が私になかったわけじゃない。
その友達とは親しかった。別に関係に水を差してもかまわない間柄だったわけじゃない。
櫛をもらってすぐ私はそう言ったんじゃなく、確か次の日に言った。一晩考えて言うことにした。
私だからいいけど、もし、同じようなことを彼女が別の人にして、その人がそういう迷信にこだわる人で、贈ったことで彼女がペナルティを負うことになったらいけないから、彼女がその迷信を知らないなら私が泥かぶっても知らせた方がいいかなと思っただけだ。

ほら、少なくとも今より、若い頃の私は性格がマシだったんだよ。
だって今なら、「他所で恥かこうが知ったこっちゃない、ほっとこう」って思うからね。


ボクなんか思うわけよ。
最近はいいものはあるけどわるいものはない。
あるいはいいものはないけどわるいものはある。
そのどちらかしかない、ってされてる。
生活保護悪いって決めたらもらってるヤツみんなわるい。
それを糾弾してるオレたちみんなイイ!ってね。

中学だったか高校だったか、とにかく私が参加していない学校の遠足だか修学旅行だったかで、友人のひとりが「櫛形の」黄楊の櫛をお土産を買ってきてくれた。
私は今より性格がマシだっただろうが世知がなかったので「櫛は苦死に通じるから人にあげるものじゃないよ」なんて言わないでいいことを言ったよ、たしか。

夫の生家を地主に明け渡すために片付けをしていたら母のいろいろな古いものの中から塗り物の櫛が出てきた。誰かが使った櫛は気持ちのいいものじゃないがきれいだったので処分せずにこの家に持ってきた。供養とやらをしたりする人もいるんだろうが私は唯物論者なのでそんなくだんないことはしないし。

まぁ、私と「櫛形の」櫛との接点というのは他には、小学生のときに髪を伸ばしていたころ母が気まぐれに正月に桃割れに結ってくれてその時に挿した櫛(それはその後どこに行ったか知らない)くらいだ。

いまどきは着物を着ると言っても昔ながらの結い髪にはしないだろうからますます「櫛形」というのはなんのことやらの世界だろうなぁ。
「串形」なんて変換してるんじゃないか?

で、「くし切り」じゃなくて「くし形切り」の方で世間では多く認知されているらしいことには別段異議を唱えない。
なんたって、円周率ですら、ちょっと前まで「3」だったんすから。

ですが、ちょっとだけ、ヘンかなと思うことはある。

「いちょう切り」てのは「いちょう形形切り」って言わないよね?

「半月切り」てのも「半月形切り」って言わないよね?

「輪切り」てのも(ry

いちょうや半月や輪は別段説明しなくてもわかるけど、「櫛」はもう死語というか死具だから、「形」をつけるようになったんじゃないかなぁというのは私の邪推。

植物を漢字で表したときに、同じ漢字でも中国と日本で別の植物をさすというのはよくある。

「柏」というと日本ではブナ科のカシワのことをさすけれど、中国ではコノテガシワなどの常緑針葉樹の仲間をさす。

「楓」というと日本ではカエデ科樹木のことを言うけれど、中国ではマンサク科(フウ科)のフウのことを言う。

「椿」というと日本ではツバキ科のヤブツバキやユキツバキのことをさすけれど、中国ではセンダン科のチャンチン(香椿)などをさす。

漢字を日本で使うようになって、日本にもとからある植物を漢字表記しようと思ったけれど、昔は図鑑もないし写真もないから、日本にある植物が中国にもあるかどうかも調べようもないし、漢字の表す植物の特徴をなんとなく聞いてみたら日本のこの植物のことなんだろうとテキトーに当てはめていったらこういうことになったのだろう。

だから、「かしわ(炊葉)」とか「かえで(蛙手)」とか「つばき(艶葉木)」というのはヤマトコトバで、漢字以前からあったことばだと考えていい。

で、「菘」だけど、中国語ではこれはハクサイをさすらしい。
でも、もともとカブもハクサイも植物学上は同じ植物Brassica rapaだし、「この漢字の植物は葉っぱを食べる野菜でね、春に黄色い花が咲くんだよ」なんて説明を受けたら、昔の日本人は、「ああ、すずな(蕪の葉)のことだな」なんて合点したのかもしれない。

「すずな」を表す漢字は調べてみたら「菁」「鈴菜」などもあった。

とにかく、ヤマトコトバで表せる名前を持ったものは幾通りかの漢字で表記できることが多いし、その漢字の中には日ごろ使わない(漢字検定1級レベルの)漢字も多いから知らなくたって別にどーってことないんじゃないだろうか。まぁ、知ってると人生豊かだけど。

私もQさまで覚えるまで「莨」とか「覆盆子」とか読めなかったよ~