PCがバカです。困った。

昨日に続き今日もお祭だ。
東京に住んでいたとき、私の家から母の実家に行くのに都バスを1回乗り換えないといけなかった。豊洲四丁目のバス停で降りて業平橋駅行きに乗るのだ。業平橋駅行きは枝川をぐるっと回った後三つ目通りを北上する。母の実家は白河なので小名木川を渡る前に降りてしまうけどそのまま終点まで乗ると業平橋駅だ。
が、私は業平橋駅にはたぶん、1度くらいしか行ったことがない。
もともと本籍は台東区だし墓は谷中にあったし祖母は浅草の人だし実父は子どもの頃は曳舟や押上がホームグラウンドだったのに、私は深川ほどにはあのあたりは親しくない。

母の実家はごっそり再開発されて跡形もなくなってしまったし、長く暮らした湾岸地域はまるで見知らぬ未来都市になって、そんな中でも浅草あたりは頑固に私の知ってる東京のままに取り残されるものだとたかをくくっていたらこのお祭だ。
バスの行き先も「とうきょうスカイツリー駅」と変わったらしい。

私が小さいころの東京の下町の子どもは、すでに地方出身者の子どもの方が多数を占めていたから、私のような江戸っ子はそれを鼻にかけるようなところがあった。
お盆や正月に帰る父母の故郷がないことはちょっと癪だったけど、江戸っ子だからと矜持を持つことで代償していた。
でも、15才で時が止まっている私の東京はもう完全に今の東京と断絶していて、私が東京を懐かしんでも「三丁目の夕日」よろしい陳腐さしかないよなぁなどと思っている。
わけのわからない東西ごちゃ混ぜ言葉で江戸っ子もないしねぇ。

しかし、「業平橋」というのはいい名前だと思うのだけれども。
そろそろ「かきつばた」の季節だし。