イラクに派遣された自衛隊員が25人自殺したそうだ。

 2003年に米国主導で始まったイラク戦争に関連して、中東へ部隊派遣された自衛官のうち、先月までに25人が帰国後に自殺していたことが防衛省への取材で分かった。陸上自衛隊は19人、航空自衛隊は6人に上る。防衛省は「イラク派遣との因果関係は不明」としている。
 陸自は04~06年、イラク南部のサマワに計5500人を、空自は04~08年、計3600人をクウェートに派遣した。海上自衛隊は現地駐留せず自殺者もいなかった。

 自衛隊全体の11年度の自殺者は78人で、自殺率を示す10万人あたり換算で34・2人。イラク特措法で派遣され、帰国後に自殺した隊員を10万人あたりに置き換えると陸自は345・5人で自衛隊全体の10倍、空自は166・7人で5倍になる。

いじめとか、パワハラとかで自殺する人もいるけど、それは存在を否定される言葉や行為に生きる力を蝕まれるからだよね。
人間が生きていくのには、自己愛と他者からの承認が絶対必要なんだと思う。植物に土と水が必要なように。

でも、戦争という場はそれを認めない。

自分の意思でそこにいるということは、自己愛を黙らせているということ。
自分の命を軽んじているということだから。

そしてまた、他者から負の承認を受け続けるということ。
砲弾は「お前なんか死ねばいい、苦しみぬいて死ねばいい、お前なんか生きている値打ちなど全くない」という言葉を圧倒的にそこにいる人に叩きつけるものだから。

直接に死に至る外力を加えられないいじめやパワハラでさえ人は耐えられないというのに、それとは桁違いな暴力にさらされる戦場に人が傷つかないはずがない。
ボーエーショーのエライサンがそれをわからないのは鈍感なわけじゃなく、わかる必要がないからだよね。自分が行くわけじゃなし。

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