よく食器などを割る。
生まれたときからドンくさいのにアワテモノだから転んだりぶつかったりして自分の体も傷つけてきたけど同時に物も壊してきたもので、しかし、最近になってそれがさらに度を越してきた感がある。
左手首が腱鞘炎で手をついて立ち上がったりができなくなったのはもうずいぶん前からだが、今年になって庭木の剪定で右手首の筋をこっぴどく痛めたもので、そのせいなのかいや単に老化なのか台所仕事などをしていても手に力が入らず物をよく落とすのだ。

夏前に、犬を飼うようになってしばらくして買ったマグカップを1個割った。
代わりを探しに行こうにもなかなか出かけられないので昔近所のスーパーでたしか千いくらくらいで2つ買ったウェッジウッドのピーターラビットのモーニングセット?(マグカップとプレートとボールがセットになってるやつ)のマグカップを出してきて使っていた。
ところが10日ほど前、またしてもそのマグカップを流し台の中に落として欠いてしまった…
なさけなかったが、ほんと最近よくあることなのでその時は「ああまたか」程度な気持ちだった。

これが単品のマグカップならそのままだったのだが、セットものだったのでひとつ欠けるとちょっとナニかななどと思って、でもスーパーで買ったようなものだしたしかマグカップだけ売っているのも見たことがあるし、欠けたのを捨てても買い足したらいいやろと軽く考えてネットで検索してみた。

…ナイのである。
いつのまにか廃盤になっていたのらしい。
しかもいろいろ見てみると、ピーターラビットのシリーズは1993年以前と以降で仕様が異なっていて、1993年以前のものはヴィンテージ品になってるとのこと。

え?え?え?

ウチのはいつ買ったんだったかな?
だいぶ前だよな…

で、刻印など調べてみると旧仕様のヴィンテージにあたるものだった。
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↑旧刻印らしい。
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↑内側にピーターの絵が描いてあるのが旧仕様らしい。
そのお値段!を見てはじめて「ああ、やっちまったorz…」ということになったのである。

3点セットで箱つき未使用品だと17000円!くらいの値段。
ウチのは箱もないし使用済だからそんな値打ちはないけどそれでも使用感やひびのあるマグカップだけのものでもネットで何千円かで取引されてた。

このセットはピーターラビットが好きだから買ったのだ。でもブランド品を普段に使うのって貧乏性で壊し魔の私にはちょっとためらいがあってボードに置いておくだけにしていて、買った金額も金額だったから値打ちとかそんなものを考えることも全くなくて、使っていたマグ壊れたしじゃあ、と3ヶ月ほど使っただけでまた壊して、すると知らぬ間に値打ちモノに化けてたって…
なんというか、ただただピーターラビット好き、という気持ちに、ビンボな生い立ちからどうしようもなく私にまとわりつく卑俗な価値観がぬわ~~っと浸食してきたみたいでものすごく気色悪い。
そんな高いものと知ってたら決して使わなかった。
飾ってニマニマする、というメンタリズムではなく、リラックスしてコーヒーが飲めないし、洗うたんびにヒヤヒヤするような食器はしんどいから。

欠けたマグカップの代わりに新しいのを買い足すというのはあきらめた。無傷のものだと5千円以上はするようなので。
欠けた破片の小さいものは排水溝に流れて消えたが一番大きな破片は拾ったのでそれをエポキシ樹脂でくっつけた。

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↑と、こんな風になった。(エポキシ樹脂は毒だそうだからこれはもう使えない。飾っとくだけ)

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使えない食器ってのもつまんないもの。私はホント合理性を重んじる人格なんだよな。ブランドには縁ないわ。

19日、天気もそこそこで犬の予約診察もはやく終わったのでダッシュで談山(たんざん)神社まで行ってきた。

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拝殿ともみじ。

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十三重塔。下のほうも写したかったけど人がワラワラで…

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拝殿の吊灯篭ともみじ。午前中は晴天だったのにまたたくまに曇ってしまった。

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十三重塔と神廟拝所。

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参道を挟んだ向かい側の丘から見た「かたらい山」(ここで中大兄皇子と中臣鎌足が密談をやったんだな)と談山神社。

今年は関西の紅葉は2週間くらい早くてしかも色づきがとてもよい。いつもなら赤くなったかなと思うまもなく乾いた木枯らしで茶色く縮れていくものなのに今年は冴え冴えとしてみずみずしい。
シャガール展をやってた京都なども行きたかったけど犬に何かあったらと思うとなかなか家を空けられないので、ほんとに駆け足の紅葉狩りだったけど行ってきてよかった。犬もちゃんと具合悪くなったりしなかったしね。