ざっと調べ物をしてノートをまとめた。

母には2人兄がいたが1人はオウム真理教がまだ選挙なんかをやってるときに(私はだから選挙カーの上の教祖の人を見たことがある)代々木の病院に入院して1ヶ月で死んだ。
母の兄弟姉妹は仲がよかった。20才台で父母が死に長女と三女が欠けた不幸により結束したのだろう。
それが長男の死でガタガタになった。
長男も次男も身内の相次ぐ不幸で結婚をしないまま初老を迎えた。長男も次男もそれなりに生命保険をかけていてたがいを受取人に指定していたが、万一の時は二女である母と四女を加えた3人で分けようと内々で取り決めていた。
ところが長男が死んでみると次男はそんな取り決めなど全く無視して保険金を独り占めした。そしてその金を女にまんまと騙し取られて借金まで背負った。
またしばらくして、住んでいた同潤会のアパートが再開発のために立ち退きになったときに、父(私の祖父)名義だったものを次男の名義になおす必要があり、借金を負っている事実にほだされた四女に説得され母も仕方なく遺産分割協議書に判をついた。
そうして得た少なからぬ金で次男は古びたマンションを買いはしたものの借金癖は治らなかったようで、ほとんど縁の切れている長女の夫に金をせびり、三女の娘からさえも借金をし、今ではその額がいくらになるのかも全くわからない。

そんな次男つまり私の伯父が血を吐いた。吐血でなく喀血。ステージⅣの肺がんだそうで脳転移もあるらしい。
多額の借金を負う人によくあることで伯父は借金の総額を言わないらしい。自分でもいくらなのかわからないのかもしれない。やむなく身の回りの世話をしている四女つまり叔母が取り上げた通帳の残高は5000円。
見舞いに行った三女の娘つまりわたしの従妹にこそっと打ち明けたところによると借金は600万くらいかなとのこと。打ち明けた借金はこれもまたこの類の人の常で少なく言っているのは明白だけれど、本人が生きていて周囲の者に委任しないでいるうちは借金の額を調査することもできない。

マンションは売ればいくばくかの金にはなるのかもしれないがおそらく借金とトントンだろうしすでに65歳の叔母とこのごろピントがとみにずれてきた母では事後の処理も面倒なだけなので、伯父が死んだら即相続放棄する心積もりでいる。

面倒なのは葬儀で、とにかく伯父自身に一銭もなく、叔母にしろ母にしろカツカツの暮らしで、本来なら縁切りで身銭を切る義理もないところを仕方なくということなので、最低限の出費でお骨にしてもらおうと考えている。

で、そんなこんなを今日はザックリ調べてた、という訳。