・・・頚椎症性神経根症、である。
いや、夫が。
 
2・3か月前から、左腕がだるいとかしびれるとか、言ってはいたのだった。それより以前、もう何年も前から、肩やら肩甲骨の中側が痛いということも言っていた。
ただ、肩がこるのはトシのせいだろうし、特に今の職場に行ってからはデスクワークなのでそれも仕方ないと思っていた。
手のだるさやしびれは看過できないなと思っていたので、医者に行け行けと言ってはいたのだが、いつものように私の勧めはとりあえず無視する人なので行かず、そうこうする間に先月は肺炎騒ぎでそれどころでなくなった。
で、だるさやしびれに痛みが加わり、自分でも耐えがたくなってきたのか、先週火曜日に自分から医者に行くと言い出した。
 
で、ついた症名である。
頸椎に加齢による骨棘(こっきょく)ができていて、それが脊髄にさわり、神経障害をもたらしているものらしい。

お医者から出された薬は、ビタミンB12製剤の「メコバラミン」と、こういう症状ではよく出される薬であるらしい「ノイロトロピン」というものだった。
この「ノイロトロピン」はなんでも、「ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液」とかいうものらしくて、とにかく字面通りのことから得られた抽出物なのだが、どの成分が有効かはわからないという、なんだかおまじないのような薬だ。
神経の痛みというのは普通の鎮痛剤を使ってだと抑えられないそうで、「神経の痛みを抑えるための神経」というのが別にあって、そちらの神経の働きを強くする働きがこの薬にはどうやらあるらしい。

この薬を毎日飲んで、週一くらい牽引とか温熱のリハビリに通って、だいたいよくなってくる、という診たてらしい。
 
今日でその治療開始から1週間目になるのだけれど、夫の症状は、どちらかと言えば改善したとはいえず、むしろ余計につらがっているように思える。
牽引などはすると余計に痛くなったりするし、薬はすぐに効いてくるものでもないので、気長に付き合っていくしかないのだろうと思う。
 
この症状には、日常生活上いろいろ気を付けないといけないこともあるらしい。
ひとつは首の姿勢で、後ろにそらしたりするのは神経に障るのでいけないそうだ。デスクワークの姿勢も猫背にならないように、パソコン画面を顔を伏せ加減で見られるように気を付けないといけないらしい。
もうひとつは枕の問題で、横向きに寝たときに頸椎がまっすぐ伸びるような高さのものが好ましいそうだ。
いままでのは低めの低反発で夫の首にはたぶん合わなかったのだろう。それで、昨日は枕を買いに行ってきた。1マンエーンもするようなのは買えないので、せめて5センエーンくらいのを買おうと思って行ったのだが、夫の気に入ったのはそれよりだいぶ安かったので(もろもろ割引もついたので)よかった。

トシをとってくるといろいろありますな。

私はまたここ数日不眠で、今日は4時に起きてしまったのでこうしてここに書いている。
今日は、昨日見かけたサクラタデの花の写真を撮りに行こうかと考えている。図書館にも行かないといけないし、綿毛布なども洗いたいし、いろいろ。
fbはまたしんどいので、サボってる。

161010
夏に家に来てもらった葉っぱ斑入りのツルバキアちゃん。

気持ちが↓向きなので家事モード。
 
昨日は雪割草の二年苗を半分だけポット上げした。
育苗トレーがなくなっちゃったので買いに行った。
 
今日もポット上げしたかったんだけど、お隣のお兄ちゃんがお休みだったので(玄関でタバコを吸うので副流煙が嫌なのだ)洗濯とアイロンかけと布団干しをしてから藤原宮跡にコスモスを見に行ってきた。
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香久山とコスモス。
 
まほろばキッチンで買い物して帰宅。
トイレと洗面所の換気扇がホコリとカビで汚くて、換気扇裏の網戸も綿埃を着ていたのがこの間からすごく気になっていたので掃除。洗面所の床も掃除。洗濯機のわたくずキャッチをはずしたらカビで真っ黒。これも洗う。布団取り込んでカバーかけて洗濯物取り込んでたたんで風呂洗ってご飯作って・・・くたびれた~
明日は雪割草の続きをしたいけど、朝から降るかなぁ。

おとといの也々の命日はかぼちゃの煮物をお供えした。
それとパン屋さんで買ってきた、タピオカでんぷんで作ったらしい、モチモチの小豆入りパン。也々きっと、これ好きだったろうなと思って。
也々のいない日々は、生きる値打ちがないな。

161007
トマト、トマトらしくなってきた。それでもやっぱり、生きないといけない。

アレルギーで生石高原を早々に去って、すぐさま有田川町の温泉に向かいたかったのだが、まだ日帰り温泉は営業時間前。
帰り道に時間があれば寄るつもりだった有名な棚田のあらぎ島に向かう。
 
・・・とその前に。
 
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生石高原の駐車場にいた、生体草刈り機のすみれちゃん(ヤギともいう)。
なんと、アザミまで召し上がる! 

駐車場から車を出すとすぐに「ツキノワグマ 太郎と花子の家」という看板があった。
生石高原でクマが飼われているというのをネットで見ていたので見物に行くことにする。
 
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いた!花子ちゃん。
太郎くんは飼育舎の後ろの方で寝ていた。
 
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太郎と花子についてはこちら
 
おりの中の暮らしはかわいそうだけれども、紀伊半島でこの子たちを放せば、この子たちの親のように撃たれてしまう。
仕方ないんだよね。

人懐こそうな、穏やかで悲しげな眼だった。
 
太郎と花子の家を後にして、ゆるゆる山を下る。
 
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アサギマダラがいた。

途中う回路などあって迷うがなんとか国道まで出てあらぎ島にたどりつく。
日本の棚田百選、国の重要文化的景観、なんだそうだ。
詳しくはこちら(Wikipedia)
 
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展望台から見た景色。湾曲している川は有田川で、有吉佐和子の小説の題名にもなっている。私はかなり好きな小説だ。
もう稲刈りが始まっていて、稲刈り機ではなく、手刈りで立ち働いていらっしゃった。
 
あらぎ島も早々と辞して、温泉に走り、全身の花粉をざぶざぶと洗い流した。

生石(おいし)高原の後で寄ったあらぎ島のことも書きたいのだけれど、タイムリーなので、こころ旅のことも。

NHKBSプレミアムで、月~金の7:45AM~(朝版)、火~金の7:00PM~(とうちゃこ版)で放映している「にっぽん縦断こころ旅」という自転車紀行番組が好きで見ているのだけれど、今年の秋シリーズが今週から始まっていて、奈良県がスタートだ。
火曜日は十津川村の小辺路への道、水曜日は明日香の岡本寺への道だった。
 
十津川、弟の前妻の実家のある場所で、そうでなくても遠いのだがなんとなく気持ち的に行きにくいところではあるのだが、この頃果無(はてなし)集落について時々見聞きするし、また行ってみたいなと思った。
 
火曜日十津川だったので、水曜日明日香まで輪行になるとすれば五條スタートなのはわかりそうなものだったのに(県最南端の十津川の一番最寄り駅が県中西部の五条駅であるというのが奈良県の秘境度を如実に表している)うかつだった。
大雨の見慣れた駅前の景色になんだか笑ってしまった。
木の葉丼を火野正平さんが食べていたのだが、ちょうど数日前、おかずに困って油揚げで木の葉丼の具を作っておかずにしたのでそんなのもなんだかおかしくて。
多分撮影は台風の日だったのだろう。和歌山線は夜まで不通のはずなのにどうするのか、と思っていたら、吉野口駅までタクシーの振り替えになった。
もうスイッチバックはないけれど、北向きに大好きな金剛山の広がる北宇智駅からの車窓の景色がバックの正平さんを見たかったから、本当に残念だった。
明日香、いつもいつもバイクで通る道、特にこのところは週一で明日香に行っていて、正平さん走ってないだろうかと思いながら通ったので、会えなかったけれどやっぱりうれしい。
 
奈良は「ハアハア」(息切れするようなきつい坂道)も多いし、山間部にはコワイ吊橋もたくさんあるし、もしかするとこれで正平さんが奈良を走ってくれるのは最後かもしれない。
今日の宇陀水分神社、明日(多分奈良市?)、じっくり拝見させていただきます。

160929
生石高原の季節外れのテリハノイバラ。

土曜日にやったバイクのハンドルグリップの交換のことも書きたいと思っていたのだが、日曜日の生石(おいし)高原行きがまぁ、とんでもなかったので、先に記しておくことにする。
 
雨の予報ではあったのだが、降ればすぐ退散すればよいし、本命は10月中ごろ以降の花なのでとりあえず、朝5時40分ごろ家を出た。
京奈和を紀の川ICで下りて、国道県道を通り生石高原に着いたのは8時前。
意外と近い。
 
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空は雲が多く、時々雨がぽつぽつ。でも北西の和歌山市のあたりは青空も見えるから・・・と思って歩き出す。

160928z
交差したススキの葉にアクセントのようにテントウムシが。
あとから思えば、これは「これ以上進むな」という山の神のおぼしめしだったのか(んなわけない)。

ホームページからダウンロードした地図を見ながら道を進む。はじめは開けていたが、笠石というところを過ぎた後はススキの中をかき分けながらの道。

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アザミじゃないのよ。タムラソウ(初めて見た)。

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ほとんど咲き終わっていて頂部はタネがついて枯れていたけれど、フシグロ(フシグロセンノウと紛らわしいけどナデシコ科)。

なんだか目がかゆい。ものすごく目がかゆい。
今年の春のイヌマキの花粉の時にメガネの隙間に指を突っ込んで目をこすっていてレンズが傷だらけになってしまい、最近メガネを新調したのだ。二の舞だと思い、メガネをはずして目をこする。目薬も持っているのでさす。どうにも止まらない。瞬く間に結膜がぶよぶよに腫れあがっていくのがわかる。まぶたが腫れて視界が狭くなる。口元までひきつってくるよう・・・
でも、何が原因かわからない。
 
レンズ交換していた夫が、「うわ、ダメだ、なんか黄色い粉いっぱいでカメラの中に入る!」なんて言っていて、やっとかゆみの原因が分かった。ススキだ。
よく見れば、さっきからハナバチたちが一所懸命仕事をしていたけれど、体中真っ黄色に花粉をつけている。
 
このまま帰るべきか。
でももう相当量花粉を浴びているし、結膜は飽和状態まで腫れあがってしまったので一時的にかゆみがおさまっている。それにせっかく来たのに今日のお目当てに会わずには帰れない。
 
ゆったり時間をかけてみるつもりだったけれど猛スピードで目当てのところまで行くことにする。
 
少し遅れて鼻の方に症状がきて、オッサンくしゃみをしながら進む。

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オミナエシ。

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リンドウ(もっとちゃんと撮りたかった・・・)

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メドハギ。
 
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ツルリンドウ。
 
お目当ての場所に来た。

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これに会いたかった・・・紀伊半島ではもうほとんど残っていないマツムシソウ。

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ちょうど花盛りだった。これを逃したらもう会えなかった。

ボロボロの目でくしゃみを連発しながら頑張って集中して写真を撮った・・・つもりだけれど、家に帰ってモニタで見たらやっぱりいまいち。もう二度と会えないかもしれないのに。

駐車場まで急いで引き返す。

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ツリガネニンジン。

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もう一つのお目当てだった、ホソバノヤマハハコ。

駐車場前のトイレで目鼻何度もよく洗い、目薬を差して、薬を飲み、10時過ぎに生石高原を後にした。
なんということだ、もうススキと同時期に咲く高原の花は見られない体になってしまった。