庭で忙しくしていて、桜が5分咲きほどになっているのにも気づかなかった。
そんな状態であるのに、逃げ恥のDVDだけは見るのである。

なぜそんなに逃げ恥が好きなのか。それは、みくりと平匡の二人の、自尊感情の低さゆえに物語が生まれるところ、壁を作り自分を傷つけるものから逃げ自分を守ることへの共感のせいなのだと思う。
やがて平匡もみくりもたどたどしくも壁の外にたどりつく。その成長のさまがまぶしい。
 
星野源という人も、思春期以前に人との距離感をつかめずにパニック障害になり、「人見知りである」という壁を作って生き延びてきた人で、だが、仕事を通じていろんな経験をし死病をも経て、その壁の外に出た人である・・・と彼のいくつかのエッセイに自ら書いている。
 
そして私は、ここにいる。
すばらしい物語を観ても、生還して時代の寵児になった人のリアルさを目にしても、自分は壁の外には出られないだろうと思う。
自分を好きになれない気持ちの、このしぶとさ。このカードはどんなチャンスがあったら裏返るものなのだろう?
 

全然関係ないけど、安かったのでつい買ってしまった。
マジョリカの方は実家に植えてやろうと思っている。

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