・・・とか何とか言って、結局「Continues」のDVDも、「ドラえもん」のCDも買ってしまったのである。
でも、「ドラえもん」がらみであちこちでジャックしている紙媒体は「TV Bros.」以外は買ってない。「週刊朝日」も「MUSICA」も「Rockin’on Japan」も買ってないのだ。
紙媒体は音楽雑誌だと専門的なことにも触れているけれどどれも書かれていることは大差なく、グラビアはそれぞれベッコだけど服が違うだけで顔はみんな一緒・・・いや同一人物なのだが当然でしょ、って話じゃなく、「写真用の作り顔」が固定されてて、こんなこと言ったら全国ン千万人???の源クラの人に総攻撃されるかもしれないけれど、私にはむしろ、「不気味」の域だ。
星野源、アクターでもあるでしょ?「アキハバラ@DEEP」のタイコのような白目剥いてフリーズして頭から湯気出すのも星野源なら、「箱入り息子の恋」の分厚い牛乳瓶底眼鏡をかけたキョドった公務員も星野源でしょ。いろんな顔するのがアクターなのに、ミュージシャン扱い(ん?タレント?アイドル?扱い?)だとスタンプおしたようなおんなじ顔って虚でしょう?
本人の希望なのか事務所のウリなのか。オトナノジジョウで仕方ないんだろうけど。

そんなことで、「Continues」も「ドラえもん」もかなり批判的バイアスで視聴させていただいた。
 
どちらも、初回限定のお馴染み付録DVDがついてたけれど、特にニセ明、これはもう全然いただけない。飽きた。
「Continues」の方で、恒例の「君は薔薇より美しい」を初めて見たけど、私は布施明の歌唱力をものすごくリスペクトしているので、あの茶化しは全く受け入れられなかった。星野源はいい歌は作るけれど歌は上手くないのだから。
「ドラえもん」の方のスキーの方も、あの内輪ネタみたいなのを延々見るのもつらかった。

「Continues」の方は省くけれど、「ドラえもん」の方はやはり音の一つ一つが耳に残って、この一点でやはり星野源には屈せざるを得ないのか、と。
特に「The Shower」が秀逸。特に「ぎゅわわわ~~ん ぎゅわわわ~~ん」と歌うギター、SUGAR BABEの懐かしい曲を思い出して、こんなギターの鳴らし方を最新の曲に組み込めてしまう才能はすごいなぁと思う。全然古臭くないし。それと、The Jackson 5の「I Want You Back」を彷彿とさせる曲の構成も面白くて。
曲の最後の詩。

だれもきみのほんとをしらないし
ほんとのわたしをだれもしらないわ

これって、アイドル化された「星野源」というアイコンを熱に浮かされたように信奉する人たちへのアイロニー?
そんなこともないか。
モノを作るということは、誰でもない自分を突き詰めることであるけれど、そのモノを使って商売をするということは、誰でもない自分がたくさんの人々の中の自分だと錯覚させる仕事だから、その仕事が大きくなればなるほど、作り手は大きなジレンマを持つのだろうな。大変だ。