去年は機会を逸して会えなかったクサタチバナに会いに、行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ)へ登った。

朝は5時半に家を出る。登山口のある国道309号線の90番付近は道幅が広くて路駐できるのだが、人気があるのでスペースがなくなってしまうかなと危惧しながら。7時半ごろ着くがなんとか駐車できた。

90番からの登山道は昭文社の地図だと破線扱い。超初心者の私たちで大丈夫か?と去年から危惧していたが、道は明瞭であちこちテープの目印もあるそうなのでダメなら引き返すつもりでトライ。
いつもは一本道の王道な登山道しか歩かないので緊張しながら歩くが事前リサーチが功を奏してちょっと悩むところはあったけれどなんとか道をたどれた。


この登山道のシンボル的大ヒノキ(写っているのは夫)。すごいなぁ。


寄り添って生えているヤマグルマ。ちょうど花時。

しばらく登るとちいさな尾根筋へ。

大普賢岳が見えた。行ってみたいけど、鎖場の多いところらしくて私たちには無理だろうなぁ。


タイタン広場。ここはもう使われていない林道に合流するところで、乗り捨てられたトラック「タイタン」が置き去りになっている。以前は運転席も損傷していなかったらしいのだが倒木があって今はつぶれている。


乗ってた人、どうやって里まで帰ったのかなぁ・・・


ブナの若い実。

ここからはしばらくなだらかな林道の名残を歩き、途中から大峯奥駈道への急登を登る。


目印リボンのある枯れ木にたくさんのセミの抜け殻。小さくてかわいい。

樹林帯を抜けて笹原の登りになり、奥駈道に出た。


こぶのようにきのこが付いた立派な枯れ木。

尾根道から見下ろす木々の中からエゾハルゼミの合唱がうなる。あの小さい小さい体でどうしてあんな声が出るんだろう。
大きなカエデ(ハウチワカエデ系かな?)の目に染みるような緑と真っ青な空!

しばらく歩くと岩場の陰の湿った道に。この先にクサタチバナがあると他の登山者に教えていただく。


ヒメレンゲ。


ミツバウツギ。

かなり登りにくいごつごつした岩の急登を登り抜けたら

クサタチバナのお花畑。


林から吹き上げる風にさわさわと揺れる。


岩場の東斜面に寄り添うように広がるお花畑。その先にはヤマシャクヤクも点在している(もう花後)。


ガガイモ科らしい花の作り。


鼻を近づけるとほんのりいい香りがした。

行こうと思って行けないこともなかったとは思うが、夫の腰が不調だったのでここでUターンして下山。
山頂はまたいつか今度のお楽しみに。
それでも、クサタチバナに会うことができてとても楽しかった。

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