昨日は実家に行った。

道中のパン屋で、両親の早すぎる昼食(だいたい10時前)用のカレーパン(母用)とサンドウィッチ(父用)、あんドーナツ(両親用)、ミニサイズのデニッシュ(私用)を買った。
カレーパンはまだ温かかったので別の袋に入れてくれて、他のパンはみな同じ袋で、私はそれを、真ん中に私が持参したお椀で食べるチキンラーメンの袋をはさんで両側になるようにして、乗ってきたスクーターのハンドルの下の袋掛けのフックにぶら下げて実家に向かった。
少し走ると農協の産直のお店があるのでバイクを止めて、父に食べさせるイチゴがないか店内を見たのだが、イチゴはなくて、ついでにブロッコリーとしいたけを買ってスクーターに戻り、買ったものは前かごに入れてまたスクーターを走らせた。

実家についたのが9時半ごろで、両親はパンを待っていただろうとフックに引っ掛けたパンの袋2つとチキンラーメンの袋を一緒くたに持って家に入って、パンの入った袋を座卓の上に置いたら、カレーパンの方じゃない袋の方がイヤにカサが少ない。
意味が解らず確かめると、あんドーナツが1個しか入っていない。
フックから取るときに中身を落としたの?と思い、今一度家の外に出てスクーター周りを見てみるが何もない。
だいたいが落とせば気づかないわけがない。
何でないの?パン屋から走ってきただけなのに?
あ、そうだ、途中で産直に寄っている・・・

よくよく考えて、そうとしか考えられない。野菜を買っている間に盗まれたのだ。
どうして袋ごと持って行かなかったのか?ご丁寧にあんドーナツ1個だけ残して。
袋の中身を見て、あんドーナツは重複しているしひとつだけ残していけば気づかれにくいと思ったのかもしれない。確かに私はとんまなので袋があれば中身は当然あるものと思っていたのだし。
泥棒は、ずいぶん手馴れているものだ。肝っ玉も、太い。

いつもいつも、薄皮あんぱんを、父が二つ、母が一つと決まりきった昼食なので、たまに目先の変わったものをとときどき買って行くのを両親も楽しみにしているのに、ケチがついてしまった。
とりあえず母のカレーパンが無事だったので、父にはあんドーナツで我慢してもらった。
私が落胆していると、母が、盗ったのではなく盗られたのだからまだましだと思わないとダメだ、などと親らしいことを言うので、本当にそうだ、と思った。

実家では掃除をして、畑で花が咲いてしまった大根と水菜を抜いて捨てて、夕食のあと片づけをしてから帰ってきた。帰りは国道を通ってパン工房KAWAでパンを買ったが、泥棒に盗られないように前かごの中に隠しておいた。
なので、今朝は無事に食パンにありつけた。

今日はお天気が良かったけれども家で写真を撮ったり、イカリソウの記録を取ったり、本を読んだりした。
「ロンリネス」読了。吉田修一の「国宝」上を読み始める。


サクラソウ「舞紅葉」
サクラソウの殖えたものを夫の職場の人にもらってもらったので3鉢ほど減った。
今はこの春に植え替えたいろんなものたちがすくすく伸びてきて本当に楽しい。

泥棒さん、盗ったパンはさぞや美味しかったことでしょう?
せめて、ほんとうにおなかの減っている人に盗られたならよかったのに。