父の物忘れがひどくて困る。

退院したとき、かかりつけからもらっている薬をごっそり持っていって、それをそのまま持って帰ってきたのだけれど、それが行方不明らしく、昨日行ったら私が捨てたんじゃないかという。
薬なんて捨てないし、「もう飲まなくていい」と言われた薬すら普段使わない引き出しに保管しているのに。

これが薬だからいいようなものの、もしお金の話になったりしたらゾッとする。
こういうとき、生さぬ仲というのは本当に困る。

昨日は本当は実家に行く予定にしていなかったのだけれど、父の(元は母の)ケータイにしつこくワン切りがかかってきて、父はケータイの着信拒否の操作ができないので急遽出かけたのだった。
ネットで調べると、保証金詐欺の自動応答につながる番号らしい。
父に話を聞いてみると同じ番号からつごう3回かかってきたせいか本心はちょっと怖かったみたいだ。
この頃、父はそういう弱みを見せることがよくある。退院するときも「憂鬱や」というので、なんで?と聞くと、「家に帰っても誰もおらんし独りでボーっとしとるだけや」とボソッと言ったりしていた。
私が思っている以上に孤独感が強かったのだな、と思った。
だから、ホントは夫も仕事に行くようになったしいい加減ゆっくり自分の時間もとりたい、と思いつつ、父のことが気にかかってしまって通ってしまうのだ。

昨日は父はかかりつけに薬をもらいに行ったり買い物したりしている間に私が実家に着いたのだったが、帰ってきた父の荷物を玄関で引き取ろうとしたら、「にぎりめし入っとるやろ」というので見たら、昆布のおにぎりが1個入ってた。父は昼食は薄皮あんぱん3個に決まっているのでわざわざ買ってきたこれは私のお昼用だった(ホントは昆布のおにぎりあんまり好きじゃないんだけれど、アレルギーで梅のおにぎりが食べられないのを知ってるので父にしては考えてくれた方)。
こんなふうに、かわいいところも、ある。

コロナの時代に、転がる石のように衰える父の行く末(というかそれが肩にのしかかってくる自分の行く末)は恐ろしいけれど、今はまだゆるゆるとやっていけばいいのだ。

話変わって。

このごろ、スーパーやらで入り口に次亜塩素酸水を手指消毒用に置いてあるところが多いけれど、あれはどうも日光で5時間ほどで分解してただの水になってしまうらしく、自分のところに生成機みたいなのがあるところは別として、たくさん買い置きしておいても保管しているうちにどんどん効き目がなくなってしまうらしいし、個人的には、手指消毒用にアルコールをおいてあるところのものは使うけれど、次亜塩素酸水の時には使わないことにしている。アルコールハンドジェルも手に入ったので常に持ち歩いているからそれを使う。

・・・という感じで、緊急事態宣言は全国で解除されたけれども、私は全然コロナ下の生活を緩める気はない。どうせすぐまた感染者が増えるのだろうから。


金曜日に公園で撮ったコゲラの幼鳥。なんか緑のバックがステキに撮れました。

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