夫の休みの昨日、ひさしぶりに近所の公園を歩く。


駐車場に向日葵の鉢植え(実は茎の下から中間ぐらいまでの葉がグンバイムシにやられて枯れているので、上の方だけトリミング)。

何度か朝の出勤前に歩いている夫の情報で鳥は見かけないとのことだったので、レンズはマクロも使えるズームレンズにした。

といっても、お花もあんまり咲いていない。


なぜ?
幾輪かヒガンバナの花。
今ごろなら花盛りのはずのサルスベリがほとんど咲いていない。これじゃ、冬になってカワラヒワさんたちが食べ物に困るぞ。
なかなか明けない梅雨、7月にしては気温低めの毎日。気色が悪い。

小1時間ほど歩いたので、まほろばキッチンに野菜を買いに行く。また移動して明日香の岡寺へ。
たしか、料金の要らない駐車場があったはず・・・とグルグルするが行き方がわからず、結局有料の駐車場に入ってしまう。山門に貼り紙があって、有料駐車場はお寺とは一切関係がないとか何とか。ナニカモメテルノ?


もう少し前まではダリアの花だけだったらしいのだが、今はハスの花もお手水に活けてある。


ハスの葉の緑が美しい。


本堂の方は、少しダリアが咲いているだけ。

世間とずれているので全く関知しなかったのだが、4連休で他府県からの来訪者が多いのだった。
お願いだから近場でじっとしていてよ。我が家も奈良からは一歩も出ないからさ。

昼前に帰宅して、冷凍の「トルコライス」をチンして食べた。ものすごい炭水化物量!


ところで、じうまんえんの使い道は結局レンズを買った。夫と鳥活をしようと思ったら同じくらいの遠さを撮れるレンズはやはり必要だと思ったので。
初めは密林で買おうと思ったのだが、よく覗くカメラやさんのネットショップでアウトレット品を見つけたのでもうポチってしまった。10kくらい安く買えた。それが昨日の夕方到着した。
・・・重い。レンズだけで1㎏あるんだもの。上の写真で、左側は今までの鳥活レンズで、右側が今度買ったの。重いだけじゃなくてデカい。こんなの持って歩けるんだろうか。

自分が自分らしく生活していれば、つまり、外出時には常にマスク、ともだちがいないので他人と会食などせず、近所の人と立ち話もせず、買い物に行くだけという生活をしていれば、インフルエンザには全くかからないのだから、コロナもそうだろうと思うのだけれど、やはりこう感染者が県内で増えてくると不安なのである。

もちろん、常に手指の消毒に気を遣い、家の外では顔に触らず、マイバッグで買い物をして、帰宅すれば購入したものをすべて清拭し、郵便物も新聞も配達された日には見ず、ドアノブやスイッチなどを1日のうちに何度も消毒するという風に、インフルエンザ以上に注意をして暮らしているのではある。

ただ、私は、鼻炎もちなのでしばしばくしゃみをする。今日もくしゃみ発作が出た。そして咳喘息があるので咳もよくする。扁桃が弱いのでちょっと口を開けて寝たくらいで咽喉痛に悩まされる。自慢じゃないが頭痛もちである。加えて、子どものころからそうなのだけれどストレス性の微熱をよく発する。
こういう諸症状とコロナの症状の見分けはどうしたよいのだろう。
微熱はそれでも7℃台後半になることはまずないので、毎日何度も何度も検温をしている。それも腋窩と口腔内と2本の体温計ではかる。

世の中にはこういう人間もいる。

都知事は4連休に不要不急の外出は控えるようにと言ったが、今日沖縄の空港には関東から何百人だかの観光客が降り立ったらしい。
緊急事態宣言が解除されようがどうしようが、外食が一番の感染の機会であろうと、飲食店の賑わいを尻目に一切外食をしてこなかった私のような者から見ると、どうしてそんなことができるのかと信じがたいのだけれど、これが現実だ。
人はそれぞれ、ということだ。
みんながみんな私の様な人間だと具合の悪いことも世の中にはある。

そうは言っても、東京で366人、大阪でも100人超、奈良も1日の最高記録を更新して13人。
国の施策Go to spreadはどうやら成功しそうだ。

一昨日だったか、オックスフォードとアストラゼネカが開発したワクチンが人体への治験を始めた、とかいうニュースが流れた。
コロナは感染者の抗体が数か月しかもたないらしいし、インフルエンザのようなワクチンを作るのは大変難しい、と素人ながらに理解しているので、そのまま信じていいのかといろいろ情報を探していたら、このワクチンは「ベクターワクチン」とかいうもので、コロナウイルスの遺伝子の一部分をのせたアデノウイルスを人間にうつして抗体を作らせる、といったものらしい。
いわば「遺伝子組み換え人間」を作るようなものだと、研究者の人がわかりやすく説明していた。
コロナに克つために、改造人間になるのか・・・

この「ベクターワクチン」で思い出したのが、萩尾望都の「11人いる!」に出てきた「ガンガ」。
クロレラを体に取り込んだ実験体で、宇宙船内に存在していた致死率の高いデル赤斑病というウイルス病に感染するが知らぬ間に治癒した、という。
2020年はSFの世界を飛び越しつつあるね。

さっき、晩御飯の支度をしていて、ざるについた水滴を切るのにシンクにざるを打ち付けようとして手元がくるって、シンクに差し渡してある水切りラックに置いてあった小皿に当たってしまい、ぱっかんと真っ二つに割れてしまった。

ああ。

私はそそっかしいから、よく器を割ったり欠いたりしてしまう。この小皿はもうずいぶん前に買って5枚揃いのまままだ欠損のない、我が家では貴重な皿だったのに。
薄い水色で青海波の地模様のある皿で、大阪の道具屋筋で買った。
これまででも落としたことがあったりしたけれど丈夫なようで割れなかった。割れなかったから、いつのまにか割れないものだと思い込んでいたのかもしれない。

ひょんなはずみで、ものは壊れる。
それはもう60年近く生きてきたら存分に知っていることのはずなのに、ほんとうにうかつなことに忘れていたのだった。

とりあえず4枚でも困らない。そもそも我が家には来客はないし、そして今は人が訪ねてくるようでは困るし。
ただ、指の先の小さなとげのように、壊してしまったものと壊してしまった愚かさが脳みその隅っこに刺さってる。

さして知らない俳優さんだけれど、若い人が自死するのは、割ってしまった小皿のことよりも心に刺さる。
どうしてもその道を選ぶしかない妥当性は本人しか知らないのだろうから、何も言えないけれど。
こんなトンネルの中じゃなく、とりあえず明るい場所に出てから、それでもその道しかないのかどうか考えられるとよかったのになぁ。

比較的気を緩めて過ごせる時間が、こんなに短いとは思わなかった。来週はどうなっていることか。
それでも、なんとかこのトンネルを生きて抜けたいものだ。

夫、16日に無事退院しました。
今はまた一から、尿漏れのトレーニング中です。


もう散ってしまったけれど、庭のユリ「サーモンスター」。

毎日、雨。

わが古家は、日当たりが悪く、ご近所よりも低い位置にあるので、こう雨ばかりだと家の中が非常にかび臭い。

一昨年、ちょっとはりこんで除湿器を買った。あれこれレビューを見たりして機能が十分かつリーズナブルなもの。それを、一番湿気が強くてかび臭い1階の和室で使っている。
・・・もうびっくりするほどタンクに水がたまる。1日運転していると鍋一杯分ほどの水がたまる。恐ろしいほどである。
そうして除湿はしているのだけれど、かび臭さは取ってくれない。
このかび臭さをどうにかするすべはないのか。

で、調べてみると、オゾン発生器というのがいいらしい。
密林では値段も手ごろ。
で、ポチった。

ほんの30分ほど使ってみたが、かなりいけてる。堪らないほどのかび臭さはなくなってる。

便利なものである。

也々がいたころは、月に何万も治療費が必要だったので、我が家はほんとに超緊縮財政だった。普段の食事も普通のスーパーでは買い物ができずディスカウントスーパー専門。家具だとか家電だとか大きな買い物はできなかったし、私は美容院だって気安く行けなかった(そもそも美容院が嫌いというのもあるけどw)。
也々が死んで、それから家のローンが終わって、生活のゆとりというものがひさびさに手元に帰ってきた。

だから、除湿器なんかを買ってみたり、去年はカタログの上位機種のエアコンなんかも買っちゃったし、それまで気になってても買えなかったもの、例えば、布団用の掃除機とか布団圧縮袋とか低反発の分厚いラグマットなど1万円まではしないようなものを、夫に相談もせず気軽に買っちゃったりするのである。

そうそう、先週は、首にかける扇風機も買った。去年、母親の看取りの時、一度だけ実家に美容師さんに来てもらって母の髪をカットしてもらったのだが、その美容師さんが使っていたのを思い出して、庭仕事にいいなぁと。

夫ががんで入院して、その後思ってもみなかった長期自宅療養になり、有給も切れ、5月にもらったお給料はマイナスだったのだが、職場の福利厚生の方で給与補填がすこしあって、結局いつもより10万くらいの減で済んだ。
後から申請すれば、健康保険の方から傷病手当というのももらえるので、今必要な診断書を病院に書いてもらっているところで、その10万のうちのなにがしかも戻ってくるだろう。

このコロナ禍で、明日の生活のままならない方が世にはどれだけたくさんいらっしゃるのかと思えば、本当に恵まれている。

さて、私のところにも定額給付金というものがやってきた。
申し訳ないけれども日々の生活にこのお金をまわさなくても我が家は暮らしていけるので、我が家ではこのお金をそれぞれのポケットに入れることにした。
夫は再入院の自分を励ますために、鳥活用の望遠レンズを購入した。消費をして世間にお金を回したいという考え。
それで、私は・・・
どうしたらいいのかわからない。
こういう大金(私にとっては、ですよ)を持ち慣れたことがないので、どう使っていいのかわからない。
どこかに寄附をしようか・・・それとも夫のようになにか長く手元に残るものを買うべきか。
ずっと、頭の中のそろばんが「百の位」のまま生きてきたので、それが最近やっと「千の位」になったような程度なので、「十万の位」は扱いかねるのだ。


ちょっと前のだけど、ヤマオダマキの実生。

またまたご無沙汰してしまった。

夫は七夕の日に入院して、翌8日に手術した。
今、病院は家族でも面会禁止だけれど、手術の時は病院で不測の事態に備えて待機しなければならない。

手術の日は、朝8時半には手術室に行くということで、ところがあの豪雨の雨雲が未明に近畿地方にかかってくるということだったので、果たしてJRは動くのか、動かない場合どうやって病院まで行こうか気が気ではなく、また雨音もかなりの騒々しさで前夜は熟睡できず、朝4時前から起き出してJRのHPを見ると運転見合わせだという。さてどうしよう。
奈良の新規コロナ感染者はずっと途絶えていたのに夫の入院を見計らうがごとく連日報告され、しかも最寄り近鉄沿線市町村でのケースばかり。近鉄電車にはどうしても乗れない。となると、バイクか。
あまりの土砂降りではバイクでも行けない。そうなったらタクシーを呼ぶしかない。
あとは雨雲レーダーとにらめっこ。病院に8時に着くには遅くとも家は7時20分には出なければならない。
止むか。止むか。
レーダーでは7時過ぎには雨雲から抜けそうだったけれど予測もそんなにあてにはならないのでじりじりして待つ。空が明るくなってきて7時には霧雨状態に。身支度して合羽を着て家を出るころにはすっかり止んだ。
病院まで全く濡れずにバイクで行けた。

8時前について玄関前で問診・検温され、病室に入った。
夫はすでに病衣に着替え、加圧ストッキングも穿き、スタンバイしていた。看護師さんも来て8時40分ごろ手術室に向かいます、という話。
夫としばらく雑談などしながら内心ドキドキして待っていたら、執刀医で担当医の先生が病室に来て、緊急オペが入ったので少しお時間下さい、とおっしゃる。
夫の手術は簡単なものだし緊急性もないのだから、それよりも朝からまた予定外の手術が増えて、夜になるまで手術が続く担当医の健康の方が心配なわれら夫婦であるので、快く了解した。
たとえマスクをしていてもあんまり話をするのもはばかられたので、本を読んだりスマホで上海(麻雀パイのゲームです)をしたりして時間を過ごす。9時20分ごろ看護師さんが点滴のラインをとりに来て、そうしている間に手術室から呼び出しがあったようで別の看護師さんが迎えに来て、夫徒歩にて手術室に向かった。それが9時40分ごろ。
私は夫の病室の椅子で、また本を読んだり上海をしたりしていたが、看護師さんがベッドを取りにきたり(往きは徒歩だけれど帰りはベッド)、モニターや酸素吸入などの用意をしたりとその都度立ったり座ったりしていた。

11時を回ったのでそろそろ帰ってくるかなとデイルーム(椅子やテレビのあるホール)で待っていたら、しばらくして執刀医が手術着で歩いてこられて、「終わりました」と。処置室で説明を聞く。
尿道の狭窄部は、狭窄が強固であるときは削るようなことがあるかもしれない、と言われていたのだが、メスで「ベンツのマーク」のように切開しただけで十分拡げられたとのこと。
「で、もうひとつ、これは、術前の説明ではなかったことで、今回切開して内視鏡が狭窄部の先に行けたのでわかったことなのですが・・・」と、執刀医のことばが続いたので≪どっきーーーーんっ!!!≫と。
え、膀胱に何かトラブルでも・・・?もしかして、他にがんとか・・・などと嫌な考えが頭をかすめたけれど、執刀医のことばを待つ。
・・・要約すると、前回の手術の時に膀胱と尿道を吻合したけれど、その時に使ったクリップ(今は糸で縫うのじゃなくて、ごくごく小さな金属やプラスティックのクリップやホチキスで吻合部を止めるようなのだ)が、夫の場合はうまく吻合しなくてかなり長い間内外がツーツーだったわけで、膀胱の外側に止められていたクリップが尿道と自然とくっつく間に膀胱の内側に取り込まれてしまっていた、ということだった(後で夫へも説明があり、膀胱の内側に入り込んだクリップは金属とプラスティック合計2つだったらしい)。
膀胱内にあればこれは異物でそのままにしておくと膀胱炎を繰り返したり結石ができやすくなったりするので、摘出したということだった。ただ、そのために膀胱壁に傷がついた状態になったので、万全を期すために尿道カテーテル留置を当初の予定より長くし、造影検査をして後カテーテルを抜くことになった。
処置室から出ると、夫はもう病室に戻っていた。
しばらく看護師さんの処置が続くので病室外で待機。
許可されて病室に戻ると、夫はずいぶん血色がよいし、意識も清明だった。前回の手術の時は顔は紙のように白かったし、意識もはっきりしなかった(看護師さんにうがいをさせてもらって、マーライオンのように口から噴出させて布団を取りかえさせたことを覚えてなかった)から、それだけで今度は大丈夫という気がした。

あんまり付き添いしていてはいけないのじゃないかと看護師さんに聞いたら、手術の日は19時まではOKだということなので、実家の父に連絡してからコンビニにサンドイッチを買いに行って人気の少ないところで食べてから病室に戻り、15時ごろまで付き添った。

13時くらいから雨が降りだして一時は土砂降りだったけれど帰る時間になったらまたピタっと雨が止んだ。
帰りも全く濡れないで家まで。

クリップのことも、念入りに見てもらって見つけてもらえてよかった、と思った。
膀胱と尿道がくっついた後も夫の尿がよく混濁していたので、それもクリップのせいだったのかもしれないし、そうだったら今後は大丈夫なんじゃないか、とか、狭窄ができたのも、もし異物の刺激が原因だったとしたら今後は起こりにくくなるかもしれない、などと思ったり。
もし、見逃してしまってクリップを残したままで、合併症やひどい尿閉など起こしたら。原因もわからず、また夫の心身のつらい日々が続くのだと思ったら。そう考えると、入院が数日長引くくらいなんでもない。

前の入院の時は、自分の何回かの手術の体験と引き比べて回復があまりに遅いのが不安で不安で、合併症や後遺症をネットで調べてなおさら不安になって、しかもその不安がその都度その都度的中していって、まるで底なし沼にはまったかのようだった。
今度はそんな予感がまるでない。

きっと今度は大丈夫。ともだちの送ってくれたLINEなどもいっぱい気持ちを後押ししてくれた。感謝。

翌日も足りなくなりそうな尿漏れパッドなどを届けるついでにちょっとだけ様子を見てきたが、もう点滴も外れ、血尿もなくなった。すべて順調。

きっとそれでホッとしたんだろう。それに、手術の日にカルシウム拮抗剤を飲み忘れてしまったのも影響したのか、昨日に日付が変わったころからものすごい頭痛で、3時にボルタレンサポをキメたけれどほとんど効かず、吐き気で何も食べられず、8時にもう1度入れたけれどやはり効かず、もうどうにもこうにもならず、夕方に薬の量が倍のとっておきのヤツをキメたらどうにかおさまって、薬が切れるころになっても大丈夫になったので勝利宣言をした。
が、今朝はまだ少し痛い。手ごわいヤツの時は3日くらい痛いから、今日もおとなしくしておこう。

昨夜、吐き気が収まったときに、備蓄のために買ったチキンラーメンを食べてみた。
なんか心に染みるおいしさだった・・・全部は食べられなかったけど。

明日からは、また頑張れるかな?


フウランの「紅雀」。
今年はフウランは株でムラがあるものの、花数が多くて、窓を開けておくといい香りが家に入ってくる。