日曜日に登った、稲村ヶ岳で見たお花たちを。


こんなものに会えるなんて考えもしていなかった。
図鑑のうろ覚えでたぶんツチトリモチだろうと思い暗い中写真に撮った。
帰宅して調べたら「ミヤマツチトリモチ」らしい。ツチトリモチよりも標高の高いところに生える寄生植物。カエデの仲間の根に寄生するらしい。


テバコモミジガサ。標高の低いところのものはモミジガサなのだけれど、これは葉裏の葉脈が格子状になっていてテバコモミジガサみたいだ。


ヨシノアザミみたい。イカリモンガ(これでも蛾)がとまってた。
アザミは種類が多すぎるし分布が限られていたりするから覚えることができない。


シラネセンキュウ。


咲き始めのミカエリソウ。この登山道はもうじきミカエリソウをこいで上り下りするようになる。


アキノキリンソウ。登山道一番の難所(鎖場と崩落の箇所)の合間にところどころ。


稲村小屋前のトリカブト。何トリカブトかわからず。カワチブシかなぁ・・・?

そして今回の最大の目的。
春にオオミネコザクラを見たところで・・・


シラヒゲソウ。
ウメバチソウと同じくらいのサイズ?と思っていたので背も低くてお花も小さくて(1円玉より小さいくらい)ビックリ。


ちょうど見ごろだったよう。

この辺りは本当にすごい。ミヤマモミジイチゴ、リンドウもあった。クロクモソウを探したけれどわからなかった。

お天気が怪しかったので今回も稲村ヶ岳への登頂は諦めてここでUターン。

往きは暗くてうまく撮れなかったお花を帰りに撮った。
 

ハガクレツリフネ。この季節にここに来たら必ず見ないと。


梅雨時にヤマアジサイを楽しんだ場所で今はツルニンジンが花盛りだった。
 
ちょこっとお目当てだったアケボノソウはまだつぼみだった。

昨日(9月3日)、十津川村の果無集落からちょっとだけ熊野古道を歩いた。

植物探索は二の次で出かけたのだけれど珍しいものにいろいろ会えた。


ギンリョウソウモドキが土の中からコンニチハしていた。咲いている個体にはお目にかからなかった。
ギンリョウソウモドキを見るのは初めて。


シコクママコナ。ずいぶん久しぶりに会った。


チャボホトトギス。
地べたにべったり張り付いたうずら葉のホトトギスがいくつかあって、ヤマジノホトトギスやヤマホトトギスならもう咲いていてもおかしくないのに全然咲いていないなぁなんて思いながら登って、ピストンで戻ってくる時にふと見ると黄色い花が・・・
自生で、黄色い花の咲いているホトトギスを見たのは初めて。キバナ?チャボ?小さいからチャボかな・・・なんて思って帰宅して図鑑で確認。チャボホトトギスだった。
村内にはキイジョウロウホトトギスの自生もあるらしくてそれも見てみたいのだが。
黄色いホトトギスの仲間はいずれにしてもソハヤキなのだな。


つぼみばかりだったけどわずかに咲いていたツルリンドウ。


ビョンとはねて、ナニヤツ?と思ってみたらカエルさん。ヤマアカガエルかな?

カエルさんに注目していたら変わったものを発見。キノコ?と思ったけど、よく見ると茎に鱗片みたいなものがあって被子植物クサイ。
 

大きさは1円玉よりちょっと大きいくらい。あちこちにちょこちょこ生えてる。


これで一番大きなの。

帰宅して夫が調べたら、「ヒナノシャクジョウ」だった。
腐生植物。ギンリョウソウとかハマウツボの仲間とは違って、単子葉植物に属するらしい。
奈良では絶滅危惧2類。

遠かったし、夫が石に滑って手をねんざするというアクシデントもあったけれど、行けてよかった。


果無集落の世界遺産石碑。
そんなビッグネームよりも、この豊かな植生が何より素晴らしい。

昨日(8月31日)、ロープウェイで金剛山に登った。山上駅から葛木神社まで行って、12時にライブカメラの静止画像に写って、伏見林道から下った。


駐車場の男子トイレにいたナナフシ(手は夫)。調べたらエダナナフシのオスだった。ナナフシはオスを見つけるのが大変と何かで読んだけど、この種類はふつうにオスもいるらしい。でも寒いところだとメスだけで単為生殖するらしい。不思議。


ミズタマソウ(アカバナ科)。間違えて覚えていたぞ。


フシグロセンノウ。何年も会う機会なくて会えてうれしい。


何のウリかなぁ?トホシテントウが食ってた。


キンミズヒキ。山頂ではこの子が一番賑やかだったような。


トチバニンジンの実。


なんとかボクチだよなあ。もしかして、生石高原で見そびれたハバヤマボクチかなぁと思って帰宅して調べたら、キクバヤマボクチというものだった。葉っぱの裏が綿毛で白くて触ると指がすべすべする。見た目はゴボウみたい。


ゲンノショウコ。山頂では、白いの優勢で赤いのはちょっと。


ダイコンソウ。このお花はいつもきれいに撮れない。むずかしい。


ツリフネソウ。伏見林道にいっぱい咲いてた。茎が毛むくじゃらで、お花は油を塗ったみたいにテカってて。


初めて見たお花、フジカンゾウ。ヌスビトハギの仲間で、他の仲間と同じくらいのサイズかと思っていたら倍ほどの背丈。葉っぱも藤の葉のような大きな複葉。すごく可憐だったのにあまり上手に撮れなかった。


これも初めて見た、ヤマホロシ。いい色のお花。


会えるかなどうかな?と思っていたので会えたら大騒ぎしてしまったアキギリ。こんなに背高く咲いたらサルビアそのものだ。

クサアジサイもきれいなお花をたくさん見たのだけれど全然まともに撮れなかったので残念。トリカブトにも会えなかった。
それでも、8月の終わりの楽しい一日でした。

8月5日に、天川村のみたらい渓谷と洞川周辺をうろうろ。


サルナシを拾った。酸味が強くておいしかった。


みたらい渓谷沿いの岩に咲くコオニユリ。昔洞川にあったコオニユリは全く見なくなってしまったが、ここにはたくさんあるようだ。


初めて見た「アクシバ」。ケアクシバか。スノキ属なので実が熟すると食べられるらしい。


渓谷沿いにはイワタバコがいっぱい。


観音峰駐車場に戻ろうとして、見つけたキノコ。細っこいし、もしかしてアレ?と思って掘ってみた。


根っこにカメムシがついていた。帰宅してから調べたら「カメムシタケ」という冬虫夏草の仲間だった。ポピュラーなムシタケらしいが、初めて見た。

前に見かけて気になっていたモノがそろそろ熟するころだろうと車を走らせて、林道の終点まで行ってみた。


熟してる。クマイチゴ。黒熟するタイプのキイチゴ。図鑑によるとかなりおいしいらしいので夫に試食してもらったが、「ふつう」とのこと。
好奇心にあらがえず、すぐにお茶でクチをゆすぐ用意をして一粒味見してみた。
「ふつう」だった。

林道を戻る途中で別のイチゴを見つけた。

エビガライチゴだ。夫早速実食。「こっちの方が全然おいしい!」とのこと。こちらは味見しなかったが、見るからにおいしそうだもんな。


ボタンヅル、きれいだった。

7月29日に、イワタバコがそろそろみられるかなと思い、川上村から上北山村方面の川沿いの道を流した。


中奥川沿いで。川霧のなかのイワタバコ。まだ咲き始めのようだった。


ちゃんと見てこなかったので、何ギボウシかわからない。キヨスミギボウシかな?小ぶり。


ここのイワタバコは葉っぱも大きくて花付きもすごくよい。


集落の廃屋の屋根にミツバベンケイソウが生えていた。洞川にもあるけれどこれは大きな個体で見事。


移動して大迫ダムのそばでヒオウギ。
昔(20年ほど前)入之波(しおのは)温泉の方へ入って行って、川の支流が伏流水になったあたりにキツリフネの群落があって、それを探しに行ったのだけれど、大きな砂防ダムに化けていた。会いたかったなぁ。

上北山村で小処温泉に入ろうと小橡(ことち)へ走り、着いてみたら奥に滝があるというので行ってみた。大台ケ原から流れる落差の大きい滝でまるで天然のクーラー。
滝の写真も撮ったけれどうまく撮れなかった。


ヤマジノホトトギス。7月にホトトギス見たのって初めてかもしれない。


イワナンテン。以前庭にアメリカイワナンテンを植えていたけれど、こちらの方が花が大きく、またしだれる葉に風情がある。


帰り道某所で見つけたカヤラン。
誰かに盗られたりしませんように。